AI時代のホームページ制作会社選び|AI活用度チェックリスト付き【2026年版】
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2026年、生成AIを制作フローに組み込む会社と従来型の会社の差は、実務レベルで急速に開いています。シエロデザイン(東京都港区)は「見えないAI、見える手仕事」——裏側では AI を使い倒して工数を削り、表に出るアウトプットは必ず人が判断して責任を持つ——という運用方針で中小企業案件を回してきました。「AIで自作した中小企業がやっぱりプロに」というお問い合わせが増えている現場実感から、ホームページ制作会社を選ぶ際に「AI活用実績」で確認すべき5つの質問と、業者側だから言える判定基準をまとめます。
なぜ2026年からAI活用実績を聞くべきなのか
AI活用の有無は、単に「新しいことをやってる会社」を選ぶ話ではありません。制作コスト・スピード・SEO/GEO対応力・運用効率の全てに影響するため、選定時に確認しないと後で大きな差が出ます。
2026年時点で、生成AIを実務に組み込んでいる制作会社と組み込んでいない会社では、以下の差が出やすくなっています。
| 比較項目 | AI活用している会社 | 従来型の会社 |
|---|---|---|
| 初稿までの日数 | 3〜5営業日 | 10〜15営業日 |
| 修正対応の速度 | 数時間〜半日 | 2〜3営業日 |
| SEO記事の初期本数 | 10〜30本セット可 | 3〜5本止まり |
| AI Overview対応 | 設計段階から意識 | 後追い or 未対応 |
| ランニング工数 | 月あたり30〜50%削減 | 従来通り |
「AI活用実績」とは?(定義)
AI活用実績とは、制作会社が過去または現在進行中の案件で、実際に生成AIをどう業務に組み込み、どんな成果につなげてきたかの具体的な事例のことです。「AI使えます」の口頭アピールではなく、案件名・使用ツール・工数削減量・SEO改善数値などの具体データで示せるかが本質です。
制作会社に聞くべき5つの質問
質問1:普段の業務でどのAIツールを、どう使っていますか?
ここで「ChatGPTは触ってます」だけの回答は要注意。本当に組み込んでいる会社なら、以下のような具体名が返ってきます。
- コーディング補助:Claude Code / GitHub Copilot / Cursor / Windsurf
- コンテンツ生成:ChatGPT Plus / Claude Pro / Gemini
- 画像・動画:Adobe Firefly / Midjourney / Runway
- SEO/分析:Perplexity / ChatGPT Search / 独自スクリプト
ツール名 + 用途 + 使用頻度がスラスラ出てくるかが判定基準です。
質問2:AI活用で実際に短縮できた工数の具体例はありますか?
「大幅に効率化できます」ではなく、「◯◯案件で△△時間削減」の実データを求めましょう。回答例のイメージは以下です。
| 業務 | 従来 | AI活用後 | 削減率 |
|---|---|---|---|
| SEO記事の初稿作成 | 1本8時間 | 1本2〜3時間 | 約60〜70% |
| クライアント議事録整理 | 1回1時間 | 1回15分 | 約75% |
| 提案書作成(新規) | 2〜3日 | 1日 | 約50〜65% |
| コーディング(LP1本) | 3〜5日 | 1〜2日 | 約60% |
質問3:AI Overview / 生成AI検索への対応はしていますか?
2026年時点で、Google 検索は AI Overview が上部に表示されるケースが増え、「順位1位でもクリックされない」現象が起き始めています。制作会社に以下を聞きましょう。
- 納品する記事が AI Overview に引用される設計になっているか
- 構造化データ(Schema.org)を Article / FAQ / HowTo で入れているか
- 「Answer-First 構造」で本文を書いているか
「知りません」「順位対策のみやってます」が返ってきたら、2026年以降のSEO成果は期待できません。
質問4:クライアントに提供するAI関連のオプションサービスはありますか?
単に社内でAIを使うだけでなく、クライアントに提供する運用オプションがあるかも重要です。以下のようなサービスラインが期待できます。
- AI活用の記事量産支援(月◯本パッケージ)
- AI Overview 対応のリライト診断
- 社内AIチャットボット設計・実装
- クライアント担当者向けのAI活用研修
質問5:AI活用の「見せ方」の方針はどうしていますか?
AI活用は品質のトリガーですが、「表面はAI丸出し」だとブランド毀損につながることがあります。制作会社の方針として「AIを裏で使い、表は人が責任を持つ」バランス感覚があるかを確認しましょう。
逆に「全部AI任せで最終チェックだけ人間」の姿勢の会社は、細部のトーン・コピーライティング・クライアント固有のニュアンスで質が落ちやすい傾向があります。
シエロデザインでのAI活用の実際
参考として、シエロデザインで日常的に使っているAIツールと活用場面をご紹介します。
| 用途 | 使用ツール | 効果の目安 |
|---|---|---|
| WordPressテーマ/プラグイン開発 | Claude Code (Opus 5 / Sonnet 5) | 実装工数40〜60%削減 |
| SEO記事の下書き・構成 | ChatGPT + Claude 併用 | 1本あたり4〜5時間削減 |
| クライアント業界リサーチ | Perplexity + Gemini Deep Think | 初期調査を1日 → 数時間へ |
| アクセス解析レポート | GA4 API + 自作Pythonスクリプト | 月次レポート作成が半分 |
| デザインラフ・LP初期案 | v0 (Vercel) / Figma AI | 提案までの日数を半減 |
いずれも「AI丸投げ」ではなく、初稿・調査・整理をAIに任せ、判断・仕上げ・責任は人間が持つという運用方針で回しています。
現場で使える判定チェックリスト
制作会社との打ち合わせ時に、上記5質問への回答を以下のチェックリストで判定してみてください。
| 項目 | 合格ライン | 要注意ライン |
|---|---|---|
| 使用ツール名 | 3種以上を具体名で回答 | 「ChatGPT使ってます」のみ |
| 工数削減の実データ | 案件名・時間・%で回答可 | 「効率化してます」の抽象語 |
| AI Overview 対応 | 構造化データ・Answer-First を実践 | 「知りません」or 未対応 |
| クライアント向けサービス | オプション or パッケージあり | 社内活用のみ |
| AI活用の「見せ方」 | 「裏で使う」の方針あり | 「全部AIで作れます」と丸出し |
5項目中4項目以上「合格ライン」なら、2026年以降も安心して依頼できる会社と判断できます。
聞き取りを進める4ステップ
- 初回打ち合わせで「御社のAI活用状況を伺いたい」と冒頭で切り出す
- 上記5質問を順番に聞き、回答をメモする
- チェックリストで5段階評価し、他社と比較
- 合格ライン4項目未満の会社は候補から外す(or 追加ヒアリング)
シエロデザインの現場から:「AIで自作」の中小企業が結局プロに戻ってくる典型パターン
AI で自分でサイトを作ろうとした中小企業クライアントが、途中で行き詰まってシエロデザインに来られるケースが増えています。よくある行き詰まりポイントは以下のようなものです。
- サーバーのアップロード方法がわからない
- 「ドメインとは?サーバーとは?」の基礎から詰まる
- Google にインデックスされない
- 部分的に直したら別の場所に影響が出て「いたちごっこ」になる
共通するのは、「わからないままAIを使うと、わからないまま」という構造です。全てを分かった上でAIを使い、AIに指示を出して作業する「判断する人間」がいないと、AIツールは “とりあえず動くもの” は作れても、”検索されるサイト” “運用できるサイト” にはならないというのが、実案件で見てきた実感です。
それでも中小企業にAI活用を勧める理由
裏を返せば、「基礎とプロの視点」を持った制作会社がAIを使いこなす場合、中小企業のコストとスピードは劇的に改善します。シエロデザインの単価表では、標準的な下層ページ1画面あたりのコーディング料金は3〜10万円ですが、AI活用で1ページ2〜3時間で作れるようになり、その分「戦略・SEO・アクセス解析・独自コンテンツ」に人的リソースを回せる構造にシフトしています。
「相場を知っておくこと」も重要です。ホームページ制作の相場は依頼先で大きく異なり、同じ10ページのコーポレートサイトでも、フリーランス20万円 vs 大手200万円という差が実際に存在します(差は成果物ではなく「プロセスに関わる人数」の違い)。相場を知らずに「AIで安くしてくれるでしょ?」と考えると、後悔する選択につながりやすい構造があります。
よくある質問(FAQ)
Q. AI活用してない会社は全部ダメですか?
ダメではありません。ただし、2026年時点で AI 活用していない会社は、同じ品質のアウトプットに1.5〜2倍のコストと時間がかかる傾向があります。予算・スピードを重視するなら AI 活用実績のある会社を選ぶ方が合理的です。
Q. AIを使ってる会社は品質が落ちませんか?
使い方次第です。「AIに全部任せて人間チェックなし」の会社は品質が落ちます。逆に「AIに初稿を作らせ、人間が最終判断」の運用ができている会社は、従来型よりむしろ品質が上がります。判定は上記の質問5で確認できます。
Q. AI Overview 対応は本当に必要ですか?
2026年時点で必要度は高まっています。Google 検索で AI Overview が表示される割合は増え続けており、対応していないサイトは「検索1位でもクリックゼロ」になるケースが実際に起き始めています。少なくとも「対応方針を持っている」制作会社を選ぶことをおすすめします。
Q. AI活用実績を売りにしている会社が最強ですか?
「AI活用を売りにしすぎ」の会社は要注意です。AIは目的ではなく手段。「AIをどう使ってクライアントの成果につなげているか」を語れる会社が本命です。
Q. どうやってAI活用の実力を見抜けばいいですか?
質問1〜5の回答を求めることで、口先だけか本当に組み込んでいるかは高い精度で判別できます。特に質問2の「実データによる工数削減例」を持っている会社は本物です。
Q. 中小企業でもAI活用実績のある会社に頼めますか?
むしろ中小企業こそ AI 活用実績のある会社を選ぶメリットが大きいです。大企業と違ってリソースが限られる分、AI による効率化の恩恵をダイレクトに受けられます。
Q. AI活用してる会社は料金が高くなりますか?
逆に安くなる傾向があります。AI 活用で制作会社側の工数が減るので、同じ予算でより多くのアウトプットが出せるようになります。ただし「AI 活用してるから安い」を売りにする会社は、品質チェックが甘いことがあるので注意が必要です。
Q. AI Overview 対応と SEO 対応は別物ですか?
方向性は同じですが、実装は別です。従来 SEO が「順位を上げる」なら、AI Overview 対応は「引用される」設計。両方の視点を持つ制作会社を選びましょう。詳しくは失敗しないWeb制作会社の選び方【中小企業向け・2026年版】で7つのポイントとして解説しています。
まとめ
2026年以降のホームページ制作会社選びは、従来の「実績・デザイン・料金」に加えて「AI活用実績」を必ず確認する時代に入りました。今回ご紹介した5つの質問を初回打ち合わせで投げかけ、回答をチェックリストで判定することで、「AI時代に強い制作会社」を高い精度で見極められます。
選び方全体像は失敗しないWeb制作会社の選び方【中小企業向け・2026年版】にまとめていますので、あわせてご参照ください。
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