ツール・技術

AIに正しく伝わるサービス内容ページの書き方|中小企業向け


公開日

サービス内容ページは、会社の“商品棚”であると同時に、AIが「この会社は何をしてくれるのか」を理解する最重要ページです。結論から言うと、AIに正しく伝わるサービスページは「何を・誰に・いくらで・どんな流れで」が具体的に書かれています。かっこいいキャッチコピーより、具体性。Webにくわしくない担当者向けに、AIに正しく伝わるサービス内容ページの書き方を整理します。全体像は中小企業のためのAI検索対策(LLMO/AEO)入門もどうぞ。

AIに伝わるサービスページとは

AIに伝わるサービスページとは、提供内容・対象・料金・進め方・よくある質問が、あいまいさなく具体的に書かれたページのことです。AIは「この会社は何屋で、何をしてくれるか」をここで判断します。雰囲気だけのページだと、AIも「結局何をしているか分からない」と扱ってしまいます。

なぜサービスページがAIに重要なのか

AIが「〇〇ができる会社は?」と聞かれて回答するとき、根拠にするのがサービス内容の記述です。ここが抽象的だと、候補に挙がりません。逆に「何を・誰に・いくらで・どんな流れで」提供するかが明確なページは、AIにとって引用しやすい情報源になります。会社概要が“誰か”を伝えるページなら、サービスページは“何ができるか”を伝えるページ。AI検索では、この具体性が選ばれる決め手になります。

サービスページに書くべき5要素

  • 何を提供するか:サービス内容を具体的に(抽象語を避ける)。
  • 誰に向けたものか:対象となるお客様・課題を明示する。
  • 料金の目安:金額や範囲を可能な限り具体的に。
  • 進め方(流れ):問い合わせから納品までのステップ。
  • よくある質問:料金・納期・対応範囲などの疑問に先回り。

抽象的 vs 具体的なサービス説明

項目 伝わらない書き方 伝わる書き方
内容 最適なご提案をします 月1回の更新・保守とアクセス解析レポート
対象 幅広く対応 社内にWeb担当がいない中小企業向け
料金 要お問い合わせ 月額3万円〜(目安・内容により変動)

サービスページの作り方(5ステップ)

  1. 提供内容を具体的に書き出す:「何をするか」を箇条書きで明確に。
  2. 対象と解決する課題を書く:「こんな方向け」を明示する。
  3. 料金の目安を載せる:難しければ範囲や考え方だけでも示す。
  4. 進め方をステップで示す:問い合わせ→相談→契約→開始→納品。
  5. FAQと問い合わせ導線を置く:疑問に答え、次の行動へつなぐ。

現場で感じること

ディレクターとしてお客様のサイトを拝見して多いのが、サービスページが「かっこいいけれど、結局何をしてくれるのか分からない」状態です。キャッチコピーと抽象的な言葉が並び、具体的な内容・料金・流れが書かれていない。これは人にもAIにも不親切です。私がまずお願いするのは、「サービスを知らない人が読んで、何を・いくらで・どう進めるか分かるか?」を基準に見直すこと。料金を出すのが難しければ「考え方」や「目安」だけでも載せる。具体性こそが、信頼にも、AIの引用にもつながります。問い合わせ導線は問い合わせ導線(CTA)の作り方もあわせてどうぞ。

よくある質問

Q. 料金は必ず載せるべきですか?

A. 可能なら載せるのが親切です。難しい場合も「〇万円〜」「内容により変動」など目安や考え方を示すだけで、信頼とAIの理解度が上がります。

Q. キャッチコピーは不要ですか?

A. 不要ではありません。ただし雰囲気だけで終わらせず、必ず具体的な内容・対象・流れを添えてください。

Q. サービスが多い場合はどうすれば?

A. 1サービス1ページに分けるのがおすすめです。それぞれを具体的に書くほうが、人にもAIにも伝わりやすくなります。

Q. 会社概要があればサービスページは不要では?

A. 役割が違います。会社概要は「誰か」、サービスページは「何ができるか」。AIはサービスの記述を根拠に会社を推薦します。

Q. 進め方(流れ)は本当に必要ですか?

A. あると安心感が大きく変わります。問い合わせ前の不安が減り、AIにも「分かりやすい会社」と伝わります。

Q. まず何から始めればいい?

A. 主力サービス1つを「何を・誰に・いくらで・どんな流れで」の形で書き直すところから。判断に迷えば制作・保守のパートナーに相談を。

この記事を書いた人

脇坂 明日香

ディレクター兼デザイナー

脇坂 明日香 Wakisaka

「まずはあの人に聞こう」と思っていただける、一番身近な相談役を目指しています。

シエロデザインのサービス

サービス一覧を見る →

お問い合わせ

Webサイト制作・保守・広告運用・Web戦略チーム支援など、私たちシエロデザインが伴走できる領域はさまざまです。
「うちの場合どうすれば?」というご相談も、まずはお気軽にお声がけください。

お問い合わせフォームへ →