【PageSpeed改善連載 vol.1】現状把握編:うちのサイトのモバイルスコアは57でした
今日から新しい連載を始めます。テーマは、「うちのサイト(cielo-design.com)のPageSpeed Insightsスコアを本気で改善していく」です。
Web制作会社として、「サイトが速い=ユーザー体験が良い=コンバージョンにつながる」と口では言っていながら、自社サイトが完璧に速いかと言われると、正直まだ伸びしろがある状態です。ちょうど良い機会なので、その改善プロセス自体を記事化しながら、私たちが実務で使っているノウハウをオープンに出していこう、というのが今回の連載の趣旨です。
まずは現状スコアを晒します
連載の第1回として、改善前の Baselineスコア(2026年7月10日時点)を先に公開します。

モバイル(携帯電話):
- パフォーマンス: 57 ← ここが改善対象
- ユーザー補助(アクセシビリティ): 96
- おすすめの方法(Best Practices): 100
- SEO: 100
パフォーマンスの57は「要改善(オレンジ)」ゾーンです。ユーザー補助・SEO・ベストプラクティスはグリーン圏なので、当面のフォーカスはひたすらパフォーマンスの改善に絞ります。
ちなみに「実際のユーザー環境で評価する」の項目はデータがありませんと表示されました。これは Chrome User Experience Report(CrUX)に十分なフィールドデータが集まっていない、つまりそもそもトラフィック量が閾値に達していないことを意味します。この点も、連載の中で改善したい観点の1つです。
スコア57 をどう受け止めるか
PageSpeed Insights のスコアは、6つの指標(LCP・CLS・TBT・FCP・Speed Index・INP など)を加重平均して算出された0〜100の合成値です。57は、良い方から順に「良好(90-100)」「要改善(50-89)」「不良(0-49)」で言うと「要改善」の下半分に位置します。
ただ、私たちはこの数字自体を目的にはしません。57というスコアは、あくまでこれから読者体験を明確に改善できる余地があるという指標です。連載を通して意識するのは次の3つです。
- Core Web Vitals(LCP / CLS / INP)を、Googleが定義する「良好」ラインに揃える
- 訪問者が体感で「サクサク開く」と感じられる速度を実現する
- その過程で 「他社サイトでも真似できる」再現性のあるノウハウを記事として残す
スタンス:数字より、体験と再現性
PageSpeed 改善は、下手をすると「数字を上げるゲーム」になりがちです。実際、フォントを削り、画像を粗くし、JSを削れば、スコアはある程度上がります。ただ、それはユーザー体験を犠牲にしたスコアハックであって、本質ではありません。
私たちが目指すのは、「ちゃんと使えるサイトのままスコアを上げる」ことです。デザインや機能を維持したまま、無駄を削り、優先順位を整え、読み込み順を最適化していく。当たり前だけれど地道な、Web制作会社らしいアプローチで挑みます。
次回予告
次回は、「Core Web Vitals(LCP / CLS / INP)を、非エンジニアでも分かる言葉で説明する」回にする予定です。この3指標が何を測っていて、なぜGoogleがここまで重視するのかを、うちのサイトの実測データと照らし合わせながら解説していきます。
連載は基本的に 1ネタ=1記事 の粒度で、実装コード込みで書いていきます。もし「うちのサイトでもこれ試してみたい」というテーマがあれば、お問い合わせフォームから教えてください。連載の中で取り上げます。
【本連載の記事一覧】
第1回:現状把握編(この記事)
第2回:Core Web Vitals 解説編(近日公開)
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